原久子さん(瞑想家)「日常の思い」【2004/11/06 158号より】

本日の教え

意識的に思ったか、無意識のうちに思ったかに関係なく、トータルして思ったことの集約されたことの方が実現してしまうのです。

 

原久子『瞑想の人間学』より

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本日の教えについて

原久子さんは瞑想家としてご活躍。原アカデミーの代表として、セミナーな講演活動、執筆活動を行っていらっしゃいます。

 

原さんは年少の頃からとても体が弱かったそうです。
そんな原さんは、呼吸法と瞑想で虚弱体質を克服しました。

 

武蔵野音楽大学卒業後は、ピアニストを目指し、レストランでの演奏などを行っていました。一方で、ヨガの存在を知り、ヨガを広める教室を開くのです。
当時は、まだまだヨガの認知は皆無で、非常に苦労されたそうです。

 

現在は、独自のヒーリング法を開発。心の浄化を通して、理想・希望が実現するメソッドを教えていらっしゃいます。

 

さて、今回のテーマは「願望実現」について。

 

「思考は現実化する」という教えの通り、願いがどんどん実現する人がいる一方で、なかなか希望通りにいかない人も多い。
過去、何回か取り上げた問題ですね。

 

この問題について、実は原さんも同じように悩んでいたそうです。
そして、原さんはその理由を発見したのです。

 

毎日30分、願望実現のイメージを行っても、なかなか実現しない。
その理由は、それ以外の時間で、無意識に否定的な考えを持ってしまっているから。

 

例えば、毎日30分「社長になりたい」と願っていたとします。
しかしながら、それ以外の時間に、「そんなの無理だよ」と無意識のうちに思っていたならば、実現することはないのです。

 

1日のトータルで思ったことが実現してしまう。
つまり、自分が常日頃思っていることに注意を払うことが必要なのです。

 

原さんは、何があってもプラスの意識でとらえることの大切さを唱えています。どんなに嫌なことがあっても、「ここから学べることがある」「これで成長出来た」と思ってみるのです。

 

このような人は、次第に願望が叶いやすくなります。
そして、その後は「ありがたい」という感謝の念をきちんと起こすのです。

 

また、前々回に呼吸の大切さを紹介しましたが、例えば呼吸時に、吐くときはマイナス意識が出て行き、吸うときにプラス意識が入るようにイメージする方法も効果があると原さんはおっしゃいます。

 

思ったことが現実化する。とてもシンプルな原則です。
だからこそ、一瞬一瞬を大切にしながら良い意識を保つことが大切なのです。

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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