ニトリ創業者似鳥昭雄さんの「運の拓き方【2015年4月26日】

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日本経済新聞の名物連載「私の履歴書」が今あちこちのブログなどで話題になっています。今月は家具チェーン店ニトリの創業者似鳥昭雄さんが書いていますが、その破天荒すぎる生き方がまるで映画のようなのです。私も毎朝読むのが楽しみです。

 

読まれていない方のために印象に残ったエピソードを列挙してみます。実は書けない話も多いんだとか…。

 

・家業は闇米屋。両親からは毎日殴られ、薄着で大雪の中放置させられるなど生死の境に何度も直面する。学校の成績も極端に悪く、同級生からは壮絶ないじめを受ける。楽しみは寝るときだけ。

 

・大学生活を満喫したいため、北海学園大学への編入試験を受ける。その時友人と一緒にカンニング作戦を決行。結局、カンニング自体は失敗するも試験には合格。

 

・大学で単位が足りなくなり、担当教授の女遊びのアリバイ作りに加担して単位をもらおうとする。

 

・勤務先でノルマを果たせない人は次々と解雇させられる。似鳥さんも解雇対象だったが、所長と花札賭博をやり、稼いだ3か月分の給料をツケに回し、辞めさせられないようにした。(最終的に本部からのお達しで辞めさせられる)

 

・家具屋を開くも全然儲からず。8回のお見合いで丈夫そうな奥さんを選び、役割分担をしてから軌道に乗り出す。ヤクザまがいの恫喝にも奥さんはめげずに対応。

 

・前付き合っていてトラブルのあった女性がお店の家具を次々と持っていってしまう。

 

・社内で反乱が起きる。大量の反乱分子が出て会社はつぶれかける。

 

などなど。会社を立ち上げてからも今のニトリの勢いからは想像も出来ないくらいトラブルの連続なのです。

 

今回はそんな似鳥さんが「運を拓いた」きっかけを知りたくなり調べてみました。

 

ネット記事で見つけた池上彰さんとのインタビューによるとニトリが飛躍するきっかけになったのが、「業績が行き詰まり夜逃げすることまで考えていた時に行ったアメリカの家具視察旅行であった」と語っています。

 

この時、似鳥さんは大衆向けの大規模な小廉価量販店を見て、人生観が変わるほどの衝撃を受けたそうです。そこで、「日本人の暮らしをもっと豊かなものにしたい」という志を自らの仕事の目標に設定したそうです。

 

「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチコピーが有名ですが、アメリカの家具の潮流をいち早く取り入れたことが、ニトリを変えるきっかけになったのです。

 

ここで注目したいのは、「日本人の暮らしをもっと豊かなものにしたい」という周囲を幸せにする志を強烈に心に刻んだことです。

 

「自分の目標=社会や世の中の幸せ」という構図は運を強くする秘訣であり、過去「運の達人」でも何度か取り上げさせて頂きました。

 

・「夢を持つ秘訣は、自分以外の人の幸せを思うことである。」メンタルトレーナー西田文郎さん

 

・「わたしは、ホテルの女将が天職だと思っています!それは、他人様をもてなして喜ばれることが一番嬉しくて、私自身の喜びでもあるからです。」アパホテル社長 元谷芙美子さん

 

・「「人のため」から生きる喜びは湧いてくる。」帝国ホテル元客室アテンダント竹谷年子さん

 

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自分の目標が世の中や周囲の人々の幸せにリンクする。「自分の幸せだけを考える」ことからひとつステージを上げ、「周囲の幸せまで考えられる」ようになることで運を呼び寄せることが可能になるのです。

 

自分の夢や目標が世の中の人々を幸せにするものかどうか。
今一度確認する必要がありそうですね。

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