澤口俊之さんは北海道大学で脳科学の教授をしていらっしゃいます。
今回は脳科学の第一人者である澤口さんによる、脳の側面からの運の教え。

「笑う角には福来る」ということわざがありますが、これは、脳科学から見ても実証されることだそうです。

笑うと、セロトニンと呼ばれる脳内物質がたくさん分泌されます。このセロトニンは「幸福のスープ」とも呼ばれ、ほのぼのとした幸福感がジワジワと感じられる働きがあるそうです。

また、幸福感を感じるだけではなく、健康にも良いのです。

気分が落ち込まず、免疫系にも良い影響を与え、風邪やガンになりにくくなります。「笑い」が病院に導入されているケースが多い原因がこれです。

逆に、怒ってばかりいると、ドーパミンやノルアドレナリンという脳内物質が過剰に増えます。これは、幼時虐待やうつ病、分裂病の引き金になるそうです。

最近、おかしな事件が多いのも、笑いが不足していることが原因かもしれません。

セロトニンが良く出る笑いのコツは、「イヒヒ」という笑いではなく、「アハハ」と明るく、または「ニコニコ」と静かに笑うことです。

怒らず、笑って、楽しくハッピーに過ごしましょう。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！