ロバート・シャイン・フェルドさんは、企業家として会社経営に関わり、優良企業を育て上げ、若くしてミリオネアになりました。

過去、同じく大企業を創り上げた祖父から、成功の秘密「第１１番目の鍵」を伝授され、その教えに沿って行動した結果、充実した生活を手に入れたのです。

現在は、この秘密を伝えることに専念しており、１００ヶ国以上で、セミナーや著書、教材を提供しています。

さて、「第１１番目の鍵」。それは、「強く願う」「計画を立てる」等過去に語り尽くされてきた１０の成功法則にあてはまらない法則のことを指すそうです。

ロバートさんが述べる１１番目の鍵。
キーワードは「見えないネットワークに接続する」です。

ロバートさんは、「インナーＣＥＯ（内なる最高経営責任者）」という言葉を使い、その「インナーＣＥＯ」と繋がることが大切だと伝えています。

この「インナーＣＥＯ」。恐らくは、潜在意識のことを述べているのでしょう。

このインナーＣＥＯをうまく活用するためにロバートさんは要望書を作り、それをインナーＣＥＯに送り、承認を得るという方法を提示しています。

承認を得られれば、無事にその要望書はきちんと実現されるというわけです。

要望書の作成方法等の詳細は、本書を読んで頂きたいのですが、潜在意識を1つの人格とみなし、対話をするような形で願望を実現させて行くというのは非常に新鮮なやり方だと思います。

潜在意識の活用というと、無理にでもプラス志向を意識するあまり、うまく効果が出ない場合があるのですが、要望という形で使っていくと、実現度合いが高まるような気がしますね。

まだまだ未知の部分が多い、潜在意識。
このような形式で潜在意識と向き合うのも面白いと思いますよ。