特別編 幸田露伴の三福説その2「分福」【2004/03/06 23号より】

本日の教え

■幸田露伴の三福説その2「分福」
自分に来た福は独り占めしない。一部は人に分け与えよ

 

渡部昇一『運が味方につく人つかない人』より

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本日の教えについて

本日は3回シリーズの特別編、「幸田露伴の3福説」の2回目です。

 

今日は「分福」。

 

いただいた福を独り占めすることなく、他人にも分け与えること。
これにより、後に自分に大きな福が来るようになるのです。

 

これは、みなさんにとっても理解しやすいのではないでしょうか?

 

簡単な例を紹介しましょう。

 

あなたの友人がお菓子をもらったとします。そのお菓子を友人があなたの目の前で全て食べてしまったら?あなたはちょっと嫌な気分になりますよね。もし、自分が今度お菓子をもらってもその友人にはあげたくないでしょう。

 

逆に、友人がもらったお菓子を少し自分にくれたなら、とても嬉しくなります。
今度、友達にお礼をしようと思うでしょうね。

 

このように、「幸福のおすそわけ」をすることで自分にまた福が大きくなって戻ってくるのです。

 

自分に福がきたら他人や社会に還元すること。
これが、運をうまく活用していく秘訣なのです。

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

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運が味方につく人つかない人―幸田露伴『努力論』を読む (知的生きかた文庫)

353円

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