片岡慎介さん(歌手、音楽家)「「ツキ」を呼ぶ「月の音楽」」【2006/08/23 340号より】

本日の教え

テンポ120の概念は太陽暦の時間単位をもとに割りだしているので、116というとちょっと半端な数字に見えます。

 

片岡慎介『ツキを呼ぶ魔法の音楽絶対テンポ116』より

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本日の教えについて

月が持っているテンポを活用した「ツキを呼ぶ音楽」を生み出した人物。
それが、片岡慎介さんです。

 

片岡さんは1969年、バンドのボーカルとしてメジャーデビュー。
歌手、タレントとして活動後、76年にはソロシンガーに転向。
同時に環境音楽をベースにした作詞・作曲活動を開始いたしました。

 

ちなみに片岡さんの父親は、あの片岡鶴太郎氏の師匠、片岡鶴八氏になります。

 

今回は「ツキを呼ぶ音楽」を紹介いたします。

 

片岡さんが作った「ツキを呼ぶ音楽」。
それは、月のリズムをベースに仕上げたものでした。

 

現在、私達は太陽暦をベースにした時間軸で生活していますが、実は江戸時代までは太陰暦を活用していたのです。
イスラム社会では、現在でも太陰暦を使用している地域があります。

 

太陽暦は「1日=24時間」が基準であるのに対し、太陰暦は「1日=24.8時間」。
これが月が持つサイクルなのです。

 

ここから端を発し、普段活用しているリズムを「月のリズム」に変換させたのが「テンポ116」。

 

1分間に120のリズムを刻む「テンポ120」をベースに、月のリズムに変換させたのです。

 

ある大学の研究では人の体内時間は太陰暦の時間に基づいているという結果が出ているそうで、「テンポ116」こそが人間本来の持つリズムなのではないかというわけです。

 

事実、イチローやタイガーウッズといった一流のスポーツ選手やベテランの職人の動きを調べると、「月のリズム」の動きになっていることが判明したとか。

 

さて、この「テンポ116」は現在、様々な所で活用され、効果をあげています。

 

東京の目黒区役所では、流れるBGMに「テンポ116」を採用。
業務がスムーズになったそうです。

 

さらに、ショッピングセンターでこのBGMを活用しているところもあります。
顧客も従業員もこのテンポにしてから、動きや人の流れが明らかに変化しているとか。

 

片岡さんの著書、『ツキを呼ぶ魔法の音楽絶対テンポ116』には、この「テンポ116」のCDが付いています。
きりんも聴いたのですがリラックス出来て、何だか懐かしいリズムです。

 

普段からこのリズムを体になじませ、運の良い体質にしてしまいたいですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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