清水克衛さん(「読書のすすめ」店主)「訓練」【2007/03/07　397号】

清水克衛さんは江戸川区にある書店『読書のすすめ』の店主さん。
この本屋、実にユニークな存在なのです。

清水さんは、サラリーマン生活の後、「魚屋さんや八百屋さんみたいに旬の本をお知らせして、本当にお客様のためになる本をお奨めしたい」という思いから『読書のすすめ』を開店。

独自の商売手法が人を呼び、好立地にある本屋ではないにもかかわらず、遠路はるばる来るファンもいるほどの地位を確立しています。

さらには、長者番付で常に上位にランクインしているあの斎藤一人さんも訪れ、以来行きつけのお店となっています。

きりんも一度訪れたことがあるのですが、陳列方法から訴求する本の種類までとにかく個性的。
ファンがしっかりとついているのも十分納得出来ました。

また、2003年にはNPO法人『読書普及協会』を設立。
理事長として、「読書の楽しさ、大切さ」を全国規模で伝えていく活動を行っていらっしゃいます。

今回は、運を付け、成長していくための読書方法をご紹介いたします。

読書を通してどんどん力をつけていくコツ。
それは、「本を読んだら即実践！」ということです。

きりんの著書もそうですが、最近は「成功するための100の方法」や「幸せになるための30の教え」といったような本が多く出ていますね。

読者の中にはこれらの本を読んで、「全部出来ない」「その通りに出来ない」なんて悩む方がいるそうですが、悩むことは全くのナンセンスであると清水さんは述べています。

一冊の本で、出来ることが一つでも増えたらすごく素敵なこと。
何でも自分流に改良して、工夫してとことん楽しむことが大切なのです。

本を読んだら即実践→改良→実践→改良…

これが自分を成長させる読書スタイルなのです。
斎藤一人さんもこの訓練を相当行っているそうですよ。

本を読むだけでは真の力はなかなか付きません。
実践して、自分のものとして吸収するしてこそ、その本は生きてくるのです。

実際にやってみるとわかるのですが、これはとってもワクワクする作業ですよ。
皆さんもこの読書スタイルを是非実践して下さいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！