谷川浩司さん(将棋棋士)「ツキと実力」【2007/03/21 401号】

谷川浩司さん(将棋棋士)「ツキと実力」【2007/03/21 401号より】

本日の教え

ですから、将棋のようなゲームの場合、「ツキを呼ぶ」ということがもしあるとすれば、それは棋士がふだんの実力を発揮できる状態までもっていく、ということなんです。

 

谷川浩司・谷岡一郎『勝負運の法則』より

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本日の教えについて

谷川浩司さんは将棋棋士としてご活躍。

 

11歳で若松政和七段に入門後、異例のスピード昇進を遂げた谷川さん。
21歳の時に、史上最年少の名人位を獲得します。

 

後に登場する羽生善治との対決はゴールデンカードと呼ばれ、将棋ファンを魅了して来ました。

 

谷川さんの代名詞でもある、終盤の「光速の寄せ」が鋭い切れ味を見せ、「十七世名人」として永世名人の資格を獲得しています。

 

今回のテーマは「ツキと実力」。
将棋のような勝負の世界において、ツキはどのように作用されているのでしょうか?

 

谷川さんは、将棋の勝負において、運とツキ、実力、精神力の3つの関係を下記のように述べています。

 

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やはり一番は実力、次に精神力、最後に運とツキ、ということになるでしょうか?

 

将棋の場合、運が占める割合は一割に満たない。
ゼロに近いといっていいと思います。
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様々な勝負がある中で、将棋は運の要素が入り込む余地が少ないようです。
運が介在する時はお互いの実力が拮抗する時なのだそうです。

 

例えば、麻雀でしたら、過去に「運の達人」で紹介した、20年間無敗を誇る桜井章一さんの存在が証明するように、運の要素の比重がとても大きな勝負と言えるでしょう。

 

しかしながら、大抵の勝負事はまず実力あっての事が前提である気がします。

 

いくら強運だからといって普通の人が野球でメジャーリーガーを打ち倒すということはそうそうないのではないでしょうか?

 

勝負運に限って言うと、運を発揮する前提として、実力を磨いておくことが必須条件になるでしょう。
実力が近しい相手の時こそ、運が勝負の境目に現れるようです。

 

いつでも運が効力を出してくれるために、常に実力の方も鍛えておきたいものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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