岡本史郎さん(マーケティング・コンサルタント)「心のメカニズム」【2007/03/25 402号】

岡本史郎さん(マーケティング・コンサルタント)「心のメカニズム」【2007/03/25 402号より】

本日の教え

“無理”にプラスに考えたら、逆にマイナスになってしまった。
これが心のメカニズムです。

 

岡本史郎『成功はどこからやってくるのか?』より

スポンサーリンク

本日の教えについて

岡本史郎さんは、マーケティングコンサルタント・税理士としてご活躍。

 

マーケティングとお金のノウハウという攻めと守りからのコンサルを展開。世の中の通念にとらわれず、独自の視点から切り開いたビジネスを展開する手法で、多くの著作も出されています。

 

岡本さんの本、『成功はどこからやってくるのか?』では、「プラス思考」や「目標を紙に書く」といった成功法則が、実際には成功につながっていないという現実をベースに書かれています。

 

多くの人が成功法則を実践しながら、実際に成功している人はほとんどいない。その理由は何か?では、どうすれば良いのか?
今回は、そのような問いかけに対する答えをご紹介いたします。

 

私達の心はあまのじゃくであるという性質を持っています。

 

例えば、子供の頃に親から「勉強しなさい」と言われ、逆に勉強が嫌いになったような経験はありませんでしょうか?
かえって何も言われない方が勉強する気になるものです。

 

「動揺するもんか」と意識すればするほど逆に動揺してしまう。
このような心のメカニズムが、「プラス思考」の効果を妨げる要因の一つなのです。

 

「絶対に成功するぞ!」というような意識が逆に働いてしまい、マイナスに転落する要素を含む。このような心の気質と折り合いをつける必要があるのです。

 

岡本さんは、「物事がある方向へ動き出した時、それを止めることは出来ない。」そういう風に考える方が上手に世の中を渡ることが出来ると述べています。

 

このことを知って、まず思い浮かんだのが、メジャーリーガー、ニューヨークヤンキ?スの松井選手でした。

 

松井選手が書いた本、『不動心』には松井選手の哲学が書かれています。

 

あれだけの成功者ですから、よほどの「プラス思考」の持ち主なのかと思いきや、実はそうでもないのです。

 

2006年のシーズンで手首を骨折し、連続試合出場記録が途絶えたことは記憶に新しいところです。

 

そんな状況の中、松井選手は冷静に、自分の努力の範囲内で解決出来ることと出来ないことを見極め、流れに身をゆだねて過ごしたのです。
松井選手にはこのような考え方が根底にあるようです。

 

過度なプラス思考は、潜在意識の中でマイナスに作用される危険がある。
なので、松井選手のように、ただただゆったりと流れに身を任せるということも大切なことであると思うのです。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

スポンサーリンク

★本日の秘訣に関する本はこちらからご購入出来ます★

成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~

1512円

あわせて読みたい記事
再編集「運の達人1000人に学ぶ今日の秘訣」
再編集「運の達人1」〜総合運向上編〜

あおぞらきりんが「お金の仕組み」を学んだ講座


【無料講座開校中!】本当の「お金」の付き合い方を知っていますか?
ファイナンシャルアカデミーでは東京・大阪・京都・愛知で「お金の教養講座」を定期的に無料で開催中。毎年1000人が受講している人気講座となっています。「お金と経済のルール」を学び、効率的な自己投資方法を身につけたい方は是非受講してみてください。

「お金」の概念を正してくれる「10の教養」と「10の仕組み」を教えてくれます。この法則を頭に入れておくと「お金持ち脳」が出来上がりますよ。【あおぞらきりん】