奥田弘美さん（精神科医）「プチ・ハレの日」【2007/04/15　408号】

奥田弘美さんは精神科医としてご活躍。

日本で初めて医学にコーチングを応用したパイオニア的存在でいらっしゃる
奥田さん。医療コーチングの第一人者として、執筆や講演などを中心に
幅広くご活躍されています。

一方、「やりたいことはすべてやるフルコース」をモットーとし、
2児の子育てと仕事を両立する中で、「フルコースウーマン」を提唱。
女性の自由な生き方を応援するセミナーなども行っていらっしゃいます。

奥田さんは、現代社会において、体と同様、心の面でも毒素がたまり、
心のデトックスも大切であると述べています。

肉体労働でもないのに疲れがあったり、ストレスでお菓子ばかり
食べたり。。このような状況は心に毒素がたまっている証拠。
ストレスを洗い流す「毒出し」を行うことで、快適で幸せな日々を送ることが出来るのです。

今回は、奥田さんが提唱するココロのデトックス方の一つを
ご紹介いたいます。

その名も
「プチ・ハレの日」デトックス。

昔なら「ハレの日」は、結婚式などの特別な日を表現しましたが、「プチ・ハレの日」は、日々の暮らしから離れた、ワンランク上の非日常行事のこと。

例えば、奥田さんは、日本橋のマンダリンオリエンタルホテルや新宿のパークハイアットホテルでお茶をたのしむことだそうです。

優雅でゆったりした空間でお茶を楽しむだけで、プチ・ワクワク＆リッチな気分にひたることが出来るとか。

このように、リッチな気分にひたると、「日常の垢」をデトックスすることが出来、心にハリと緊張感を与えてくれることが出来るのです。

きりんの場合は、週末の夜に気心の知れた仲間と少しグレードの高い料理を味わったり、月１回程度行く旅行だったりします。

このようなイベントを定期的に用意しておくと、普段の生活が日常からとても楽しく感じられますよ。

皆さんも「プチ・ハレの日」を用意して、幸せ感を十分に味わってくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！