【感想】『誰も書けなかった「笑芸論」』高田 文夫著

『誰も書けなかった「笑芸論」』高田 文夫著【2016年04月01日】

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放送作家界の重鎮中の重鎮で、『ラジオビバリー昼ズ』というラジオ番組のパーソナリティを1989年から続けている高田文夫さん。

 

本書は、今のお笑い界を築きあげた、偉大な喜劇人達について、高田さん自らの交流録を交え、論じた内容となっています。

 

紹介される喜劇人はそうそうたるメンバー。

 

森繁久彌、三木のり平、青島幸男、渥美清、林家三平、永六輔などなど、今のお笑い界の先駆者といった面々。これらの方々と多かれ少なかれ、高田さんは関わっており、まさに「お笑い界の生き字引」ともいえる存在です。

 

そして、高田さんと最もゆかりの深い、ビートたけしさんについては、1章まるごと使い、解説しています。

 

テレビの創生期の時代は、テレビの影響力は今と比べ物にならないくらい大きかったでしょう。そのような中で、新しい世界を切り開いたまさにレジェンドともいえる人々。人としての厚みが違うと感心しました。

 

また、ビートたけしさんのデビュー時は、社会現象になるほどのインパクトだったということもよくわかりました。

 

それまでのお笑い界の既成概念をぶっ壊したパワーの大きさが、今もなお、第一線で活躍出来ている理由なのでしょう。

 

メディアが細分化されてしまっている現在において、これだけのスターがこれから生まれる余地はあるのだろうか?

 

ふと、こんなことを感じました。

 

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★今回ご紹介した本はこちらからご購入出来ます★

誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで

1350円

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