佐藤伝さん（夢実現ナビゲーター）【2007/07/04　433号】

佐藤伝さんは夢実現ナビゲーターとしてご活躍。

学習方法論を専門とし、創造学習研究所を25年間以上にわたり主宰。
上場企業のリーダー研修や新人研修・講演とひっぱりだこの状態です。

また、佐藤さんが開発した夢実現ツール「ハイパーまんだら日記hmd」「9マス手帳・DramNavigatr」はともに実用新案特許を取得。
ユーザーの支持を得ています。

一方で、「運」に関する造詣も深く、『幸運を呼びよせる朝の習慣』『いい朝がくる夜の習慣』といったベストセラーも出されています。

佐藤さんの著書『シンプルなのに運がよくなる習慣』は運に関する気づきがコンパクトにまとめられており、つい重宝してしまいます。

今回は、その中から「いただきます」という言葉をテーマにご紹介いたします。

普段、私達が食事の前に何気なく使っている「いただきます」という言葉。

この言葉のほんとうの意味を皆さんはご存知でしょうか？

佐藤さんによると、「いただきます」という言葉は、

「あなたの命を、わたしの命に変えさせていただきます」

という意味が含まれているのだそうです。

悠々と泳いでいた魚や大地に根を張り、青々を茂っていた葉っぱ。
このような命のエネルギーが形を変えて、私達の体の一部へとなるのです。

このことを考えると、「食べる」という行為がいかに尊く、感謝すべきものであるか実感してしまいます。

普段、「私には良いことがない」なんて嘆いている方は単に感謝の心が足りないだけ。
食事自体にもきちんと感謝の心を持つ人が良い運を得ることができるのです。

そういえば、日本一の大金持ちとして有名な齋藤一人さんは、お米を食べる時も、それを一生懸命作っている農家の人々にまで感謝の念が及ぶそうですよ。

普段私達が実施している「食べる」という行為にもこれだけの素晴らしいことがある。

この素晴らしさをきちんと認識して、
ありがたみを感じることこそが、運の良い人の特徴というわけです。

私達は生活しているだけで十分幸せなのです。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！