天外伺朗さん(「AIBO」開発者)「内発的動機」【2007/07/11 435号より】

本日の教え

もっとも真剣に準備した人のところに強運が訪れる

 

天外伺朗『運命の法則』より

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本日の教えについて

天外伺朗さんの本名は、土井利忠さん。
現在はソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所の所長さんです。

 

天外さんの本業での実績はとても素晴らしく、CDを開発した人物の一人。
また、最近ではソニーの犬型ロボ「アイボ」の開発責任者でもありました。

 

一方、瞑想に関する権威でもいらっしゃり、数多くの著作物を出されていらっしゃいます。

 

天外さんのライフワークは、「幸運の女神といかにつきあうか」ということ。
今回はこのきっかけとなった教えを紹介したいと思います。

 

天外さんは、今から40年以上も前の大学生の時、グライダーに非常にのめりこんでいたそうです。

 

上昇気流に乗り、飛行距離を伸ばすのがコツなのですが、中でも「ドライマサール」という1年に1回あるかないかの大型の上昇気流があり、天外さんは偶然にその気流に乗ったとか。

 

その経験依頼、天外さんは綿密に準備をし、さらには下降気流で落とされたときの用心のために、不時着可能なスポットを調査し、フライトの時にはその地図を必ず携帯していたそうです。

 

「ドライマサール」に遭遇する確率は一般的にほとんどなく、計算上、同じ人が2度経験する確率は400年に1度になるそうです。
しかし、翌年、天外さんは再び「ドライマサール」の気流に遭遇したのです。

 

それから15年後。CDの開発で世界の規格競争と闘っていた天外さんは、この時のことを振り返る機会があり、グライダーの経験は決して偶然ではなく、「神のはからい」的なものがあったのだと悟ります。

 

もっとも真剣に準備した人のところに強運が訪れる

 

これこそが「運命の法則」であると天外さんは確信するのです。

 

そしてもう一つ、いかに真剣であろうと、誰かに強制されて準備をすすめても、強運は来ません。

 

内側からこみ上げてくる情熱にまかせ、自分で発想し、自分でコントロールできる状態で準備すると、はじめて幸運につながるのだそうです。これを天外さんは「内発的動機」と呼んでいます。

 

以降の天外さんの業績を見ると、とても説得力のある教えです。

 

きりんも振り返ってみますと、真剣に願い、準備をしていたことは見事に実現化していることが多いものです。

 

一つの想いを抱き、それに向かって進むという力は、思った以上に強いものを人間は持っているのかもしれません。

 

あなたの願いは何でしょうか?
真剣に取り組むことでそれが叶う確率は非常に高くなるのです。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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