道幸武久さん(ミリオネアコンサルタント)「月に行くこと」【2007/10/14 454号より】
本日の教え
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本日の教えについて
道幸武久さんは、ミリオネアコンサルタントとしてご活躍。
数社の企業経営を行うかたわら、コンサル業やNPO法人の運営も行っていらっしゃいます。
大学卒業後、証券会社に入社した道幸さんは、その後複数の会社に転職。
29歳の時に独立を決意します。
妻子持ち、貯金なし、資格なしからのスタートだった道幸さん。しかしながら、独立後わずか一年半で年収がサラリーマン時代の9倍になるという実績を残すのです。
ベストセラーとなった道幸さんの著書、『加速成功』では、どのようにすれば最速で夢を実現できるのかという観点から、独自の成功法則が書かれています。
さて、今回の「本日の教え」では、「月へ行くこと」について取り上げてみました。
1969年7月20日、アメリカのアポロ11号は人類初の月面着陸に成功しました。
以降、35年以上も経っているにもかかわらず、日本は未だ月へ行っていません。
当時、アメリカのコンピューターは日本のファミコン程度の能力しかなかったそうで、今の日本の技術力、資金力があれば、行くことは十分に可能なはずです。
ではなぜ、アメリカは行けて、日本は行けないのか?
その答えを道幸さんは簡単明朗にこう答えています。
アメリカは月へ行くと決めたけれど、日本は決めていないから。
単純ではありますが、これが真実なのです。
アメリカは、どうすれば月に行けるのかわからないという時点で、「行けるとしたらどうするか」と考え、逆算で理論を組み立てていったのです。
ここで重要なこと。
それは、
偉大なことを成し遂げる人というのは、まず最初に自分の基準を超えた巨大な目標、一見誰もが不可能と思えるような目標を立てる人である
ということです。
道幸さんはご自身の経験で、コピー機販売の会社に営業として勤めていたとき、会社の「月平均12台売る」という目標に対し、自己ノルマとして、「月25台売る」という目標を立てたそうです。
その結果どうなったか?
同僚が良くても9台から10台しか売れていない状況下で、20台を売るという実績を作ったのです。
高い目標設定をする人はそれだけ自分のハードルを高くすることが可能になります。
そして、目標設定の数字はそれ自体がブレーキになってしまう危険も同時にはらんでいるのです。
例えば、陸上競技で毎回記録が更新されるのも、ブレーキがどんどん取れていることから生まれる結果なのでしょう。
今現在、自分の夢や目標の達成に苦しんでいるという人がいたら、その夢や目標のハードルをもう一段上げてみるということも考えてみてはいかがでしょうか?
状況が変わる良いきっかけになるかもしれませんよ。
それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!
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