北野武さん（コメディアン）「不浄なもの」【2008/02/06　567号】

北野武さんといえば皆さんご存知の人物ですね。

浅草にあるストリップ劇場のエレベータボーイから始まった北野さんの芸人生活はやがて日本を笑いの渦に巻き込むほどの人気になりました。

さらには、最初に撮った映画『その男、凶暴につき』が好評を博し、以後は映画監督としてもご活躍。

98年公開の『ＨＡＮＡ?ＢＩ』でヴェネチア国際グランプリを取ったのには驚きましたね。

北野さんが歩んだ人生を見てみるとまさに「強運の人」。
この強運の秘訣は一体何なのでしょうか？

北野さんは、ご自身の著書『全思考』にて、「トイレ掃除」を癖といえるほどいつも行っていると書かれています。

過去、「運の達人」において、「トイレ掃除」は運を良くするためにとても重要な開運法であると述べてきましたが、北野さんはまさにその徹底した実践者だったのです。

この「癖」は、実は武さんの母親の教育から来ているそうで、

「汚い場所は、いつも綺麗にしときなさい。不浄なものはいちばん気をつかわなきゃいけないんだから。綺麗なものは汚してもいい。だけど、汚いものは汚しちゃいけない」

と口を酸っぱくしていつもおっしゃっていたそうです。

そして、武さんはこのことがあるため自身の仕事においても、「権威を引きずり降ろすことはあっても、可哀想な人たちを汚しちゃいけない」という気持ちが心のどこかにいつもつきまとっているそうです。

これを読むと、トイレ掃除は心の浄化にもつながるのではないかと思います。

徹底的な掃除は同時に心も磨くことになり、結果、そのキレイな心が良い運気を呼び寄せているのではないでしょうか。

今一度、トイレ掃除をしっかりと習慣化しなくてはいけませんね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！