米長邦雄さん(日本将棋連盟会長)「心がけ」【2008/03/30 575号】

米長邦雄さん(日本将棋連盟会長)「心がけ」【2008/03/30 575号より】

本日の教え

情報をつかんだら、それに対して常に最善の策を講じる。
その心がけがあれば、運から見放されることはない。

 

五十歳で名人位を獲得したのもうなずける。

 

渡部昇一・米長邦雄『人間における運の研究』より

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本日の教えについて

米長邦雄さんは将棋棋士としてトップレベルの活躍をされていました。
1998年には、「永世棋聖」を名乗り、2003年に引退。
現在は日本将棋連盟の会長でいらっしゃいます。

 

将棋という勝負の世界。もちろん頭脳の勝負になるので技術や能力という要素も大切なのですが、同様に重要になるのが「運」。

 

「勝負は時に運」という言葉がある位、勝負師と運は切っても切り離せない関係にあるようです。

 

今回引用する本『人間における運の研究』では、勝負師として第一線で活躍されて来た米長さんの運に関する哲学が紹介され、非常に参考になります。

 

ここでは、運を呼び込むためのコツを一つ紹介いたしましょう。

 

運を呼び込むための秘訣。
それは、「心がけ」にあると米長さんは語ります。
このことだけが、あてどもない運をもらうための要素になるそうです。

 

例をひとつあげてみましょう。

 

次の日が大事な対局(試合)という時、雪が降り出し、TVでは翌日大雪になると報じられていたそうです。

 

これを見た米長さんは当日に会場に行くのに大変なことになるかもしれないと読み、その日のうちに会場近くのホテルを取り、泊まったとか。
実は、対局時間に遅れると、遅れた分だけ持ち時間から引かれることになるのです。

 

こうして、交通機関が乱れる中、米長さんは悠々と会場に着くことが出来たのです。

 

ちなみにこの日の相手は米長さんと同じく数々の大記録を打ち立てた大山康晴さん。大山さんもいつもより早起きをして米長さんより早く来ていたとか。

 

案の定他の人は遅刻者が続出。
対局、時間前に来ていたのは米長さんと大山さんだけだったそうです。

 

このように、心がけがしっかりしている人は、常にベストを尽くせる状況におり、結果的に運気が乗りやすい状態になっているということでしょうね。

 

ここで思い浮かべるのがメジャーリーガーのイチロー選手。
一日のスケジュールが決まっており、誰よりも早く球場に来てみっちりと練習を行うそうです。

 

食事も食中毒にならないよういつも決まった物を試合前には口にしているとのことで、抜群の心がけと言えるでしょうね。

 

運気をよくするためにも、常日頃「心がけ」を大事にし、ベストな状況を生み出せるようにする。

 

そんな人に勝利の女神は微笑むのだと思います。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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