桜井昇一さん(伝説の雀士)「「自然」と「変化」」【2008/06/11 593号】

桜井昇一さん(伝説の雀士)「「自然」と「変化」」【2008/06/11 593号より】

本日の教え

大切なことは変化を当然のこととして受け止め、それに順応していく気持ちや振る舞いである。

 

桜井昇一『雀鬼流無敵の勝負論』より

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本日の教えについて

桜井昇一さんはプロの代打ちとして20年間、1度も負けることなく引退した「伝説の雀士」と呼ばれている人物です。

 

昭和30年代後半、大学在学中に麻雀を覚え、半年でフリーに。
実業の世界に身を置く傍ら、20年に及ぶ代打ち生活がスタートします。

 

引退後は、麻雀を通じて人間力を高める「雀鬼会」を主宰。
若手、後進の指導・育成に努めています。

 

桜井さんを信奉する方は多く、スポーツ選手や経営者など多岐に渡っています。

 

さて、前回は「自然」をテーマにしたお話をお伝えいたしましたが、今回も引き続き「自然」にまつわる教えになります。

 

桜井さんは「自然」こそが一番強いと常々言い続けていらっしゃいます。
波や風を感じることがこの上なく好きであり、大勝負の前になると
無意識に葉っぱや石ころなどをポケットの中に入れていたなんてことも。

 

桜井さんの強さの秘訣。それは、全て「自然」から学んでいるということに特徴があるのです。

 

例えば、「自然」を理解している人は、「変化」を当然のこととして受け止め、それに順応していく気持ちや振る舞いを持っています。

 

そもそも「自然」は変化し続けるもの。
桜の花や紅葉を愛でたり、雪を楽しんだり、自然を味わうことは、
自然が変化するからこそ出来ること。

 

一方、「自然」は厳しい一面も持っており、例えば、8000メートル級の山に挑む登山者であれば、山の天気の変化にじっと耐え、その変化に対応しなければ死が待っているのです。

 

「自然」と深く理解していれば、「変化」に対する対応力も身につくようになるというわけです。

 

しかしながら、人間がこしらえた豊かで快適な文明社会は、実は変化への対応ができなくなった社会であると桜井さんは警告しています。

 

変化を恐れ、対応出来なくなるとどうなるか?
例えば、恋人の心が変化し、自分を好きになってくれなくなった時、そこに妬みや恨みなどの悪い感情が生まれてくることになるのです。

 

「変化」を理解している人は、「いい時もあれば悪い時もある」という真理を理解しているため、悪い状態になっても「また元に戻る」と必要以上に落ち込むことがなくなります。

 

しかし、変化を理解せず、恐れているとさらに悪い方向に自ら踏み入ってしまうこともあるのです。

 

最近増えている、自分勝手としか思えない短絡的で残虐的な事件の数々も「変化」に対応出来なくなった感情が生み出した産物であると感じずにはいられないのです。

 

環境問題が叫ばれている今、私たちは「自然」に対し、もっともっと触れ合う機会を持つべきなのかもしれませんね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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