スタン・パディラさん(アーティスト、教育者)「力をもたらすもの」【2008/07/20 604号】

スタン・パディラさん(アーティスト、教育者)「力をもたらすもの」【2008/07/20 604号より】

本日の教え

われわれが創られたとき、われわれには、そのうえで暮らせるようにと、この大地が与えられた。

 

そして、そのとき以来、自らの大地で暮らすことは、われわれの権利となった。

 

スタン・パディラ『自然の教科書』より

スポンサーリンク

本日の教えについて

スタン・パディラさんは、ネイティブ・アメリカン出身のアーティストであり、教育者でいらっしゃいます。

 

ネイティブ・アメリカンの若者の教育に深く関与する一方、人権問題活動家としても積極的に行動。

 

現在は、カリフォルニアにある山麓に自らのスタジオを持ち、家族で暮らしていらっしゃいます。

 

今回ご紹介する著書『自然の教科書』には、ネイティブ・アメリカンの自然観を通して語り継がれてきたベーシックな教えが綴られています。

 

「この地球で良い暮らしをおくるための方法」や自然との付き合い方の数々の教えは、現代に生きる私たちにとってもおおいに参考になるものです。

 

この本のなかから一つの教えをお伝えいたしましょう。

 

その教えは、私たちの「食」に対する認識を改めて教えてくれるものです。
「食」は当たり前に目の前にあるものではなく、自然から与えられたものなのです。

 

================================================

 

わたしの力は、この土地で獲れる
魚からもたらされている。

 

私の血は、この土地で獲れる魚から、
この土地に生える草木の根っこから、
この土地で獲れるさまざまな果実から、
もたらされている。

 

川の魚や、猟の獲物は、
わたしの生活にはなくてはならないものだ。

 

===============================================

 

私がお会いしたネイティブ・アメリカンの一家は、自分達の存在は、自然の恵みのお陰であると認識し、動物や植物といったあらゆる自然にお祈りを捧げていました。

 

「普段私たちが自然界に生きる動物や植物から力を頂いている」という当たり前の真実を認識することは、都会に生きる多くの人々にとって薄れてきているのではないでしょうか?

 

最近は食べ物の価格の高まりが問題になっています。
いつの間にか感謝の心を忘れ、当然のこととして食べ物に接してきたことを見直すよい機会なのかもしれません。

 

日々、食卓に並べられる食べ物を前にして、どれだけ多くの自然の恵みが与えられているか、今一度しっかりと確認してみたいものですね。

 

私たちにはたくさんの感謝すべき状況に囲まれているのです。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

スポンサーリンク

★本日の秘訣に関する本はこちらからご購入出来ます★

自然の教科書―ネイティブ・アメリカンのものの見方と考え方

147円

あわせて読みたい記事
再編集「運の達人1000人に学ぶ今日の秘訣」
再編集「運の達人1」〜総合運向上編〜

あおぞらきりんが「お金の仕組み」を学んだ講座


【無料講座開校中!】本当の「お金」の付き合い方を知っていますか?
ファイナンシャルアカデミーでは東京・大阪・京都・愛知で「お金の教養講座」を定期的に無料で開催中。毎年1000人が受講している人気講座となっています。「お金と経済のルール」を学び、効率的な自己投資方法を身につけたい方は是非受講してみてください。

「お金」の概念を正してくれる「10の教養」と「10の仕組み」を教えてくれます。この法則を頭に入れておくと「お金持ち脳」が出来上がりますよ。【あおぞらきりん】