リチャード・ワインズマン博士さん(心理学者)「チャンス」【2008/08/31 618号】

リチャード・ワインズマン博士さん(心理学者)「チャンス」【2008/08/31 618号より】

本日の教え

運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし
チャンスの存在に気づき
チャンスに基づいて行動する

 

リチャード・ワインズマン博士『運のいい人、悪い人』より

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本日の教えについて

リチャード・ワインズマンさんは英国の心理学者。

 

プロのマジシャンとして活躍していたワインスマンさんは、観客がトリックにだまされる心理に興味を持ち、それが高じて心理学者になりました。

 

そして、「運」を心理学的に分析するというテーマに取り組むことになるのです。

 

===

 

自分の行動や考え方しだいで変わる可能性のある「運」。
だからこそ、それにまつわる心理を研究すれば、幸運に関する科学的な法則が見つかるのではないか。

 

===

 

このような考えのもと、ワインズマンさんは10年がかりで数百人の「運のいい人」「運の悪い人」を対象に数々の実験を行い、ついに「運を鍛える四つの法則」を発見することになるのです。

 

この法則を記した著書はイギリスとアメリカでベストセラーに。
そして、英BBCテレビや米NBCテレビなどでも公開実験や座談会が行われ、メディアでも大いに注目されています。

 

さて、今回はワインズマンが発見した法則の中の一つをご紹介いたしましょう。

 

心理学の世界では長年の研究から、私たちの性格はわずか5つの特性によって説明できると考えられているそうです。この特性の組み合わせによって、一人ひとりの性格が異なるのだとか。

 

そして、その5つの特性とは、「協調性」「誠実さ」「外向性」「神経症傾向」「開放性」になります。

 

ワインズマンさんは、運のいい人と運の悪い人の性格を、これら5つの特性に基づいて比較をしてみました。そして、この中でかなりの差があった特性が存在したのです。それは、

 

「外向性」
「神経症傾向」
「開放性」

 

の3つでした。
この3つの特性において、運のいい人は運の悪い人に比べ、高いポイントを得ていたのです。

 

例えば、ウェンディという40歳の主婦は、賞や抽選に応募したときの幸運がずば抜けており、平均すると週に約3回当選している人物です。

 

そんな彼女の強運の秘密。それはいたって単純で、かなりの数の抽選に応募しているという事実があるのです。

 

ウェンディさんはこのように語ります。

 

「たしかに運がいいけれど、その運は自分でつくっている。何回も当せんしていると言っても、そのためにかなり努力しているから」

 

運のよい人は自らチャンスを数多く作る傾向にあるようです。
チャンスが増えればその分ラッキーな出来事も増えてくる。
これはある意味当たり前のことなのかもしれません。

 

皆さんは日々チャンスを作り出していますでしょうか?

 

自ら動かなければ幸運はやってこない。

 

このことを意識して、日々前向きに動いていきたいですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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