植西聰さん(心理カウンセラー)「帰り矢」【2008/09/21 625号より】
本日の教え
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本日の教えについて
植西聰さんは、作家・心理カウンセラーとしてご活躍。
大学卒業後、資生堂に勤務した後、1982年にウィーグル研究所を設立。
「心理学」「成功哲学」などの研究に従事します。
86年より、長年の研究を体系化した「成心学」理論を確立し、著述活動を開始。
『好きな人に愛されるノート』、『純愛レッスン』等現在までに何と110冊以上著書を出されています。01年には「心理学博士」の名誉称号も授受されました。
さて、運の長年の研究者である植西さんが最新刊『運がよくなる方程式』を上梓されました。運気上昇の8つのセオリーをベースに見事にツボをおさえた内容になっています。今回はここからの教えを一つご紹介いたします。
皆さんは「帰り矢現象」をご存じでしょうか?
人生で「運がよくてツキまくっている」「最近は何をやってもうまくいく」
というような時期の時に調子に乗ってしまうと、しっぺ返しをくらうことがあります。
それは、絶好調の水面下では衰運も同時進行しているため、ある日突然それが「病気」や「倒産」といった不幸な現象となって現れる状況です。
このような「帰り矢現象」に対し、私たちはどのように防いでいけば良いのか。そこで大切なのが植西さんが提唱する「分福」なのです。
「分福」とは、日常体験した楽しいことやハッピーなことを惜しみなく隣人に分ち与えること。運気を維持させるために、独り占めをすることなく、絶えず流れ・動きをつけていくのです。
うまくいっているときこそ、快楽をひかえ、その分他人を楽しませるように努める。
植西さんはある大物演歌歌手の発言を引用しています。
「仕事がものすごくうまくいっているときは、快楽を満たすことをひかえるようにしています。それをすると運が逃げていくからです」
「そのぶん、スタッフや後輩の若手歌手たちに小遣いを与え、飲んで来い、遊んで来いというようにしています」
いかがでしょうか?
幸運をキープしているというこの方は運の本質を見抜いているようですね。
運には「宇宙の法則」とも言うべき厳然たるルールが存在しているのでしょう。
私たちはこのルールを学び、実践していくことで強運体質を身につけることが可能になるのです。
それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!
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