喜多川泰さん(作家)「人の魅力」【2008/10/08 632号より】
本日の教え
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本日の教えについて
喜多川泰さんは大学卒業後、塾を経営。
高校生を中心に英語を教える一方で、授業に取り入れるべく自己啓発の研究を続けました。
後、「ひとりでも多くの若者に素晴らしい人生を送ってもらうためにできることはないか」という想いのもと、『賢者の石』『君と会えたから……』という2冊を上梓されていらっしゃいます。
さて、今回ご紹介する著書『君と会えたから……』は、ご自身の体験をベースにしたファンタジー小説仕立てで展開されています。
将来に対し不安を感じている17歳のヨウスケが一人の女性ハルカと出会うところから始まるストーリー。読んでいくと、私たちが忘れがちになっていたみずみずしい感受性が蘇ることを実感することでしょう。
そして、この本を読み終えた後あなたの心にはこのストーリーが強く残り、大切な宝物として存在することと思います。
大きく心を揺さぶられるなんとも素晴らしい本なのです。
今回は、「コンプレックスを個性に変え、魅力溢れる人になる」方法をお伝えいたしましょう。
人々は「人と違う」という理由だけで見た目にコンプレックスを抱いたり、内面的に傷を抱かえているせいで「自分は価値のない人間だ」と思ったりしています。
しかしながら「自分の内側に明かりを灯すだけで、それらすべてのコンプレックスや、今日の自分をつくり上げるためにできた傷は、その人の魅力を引き出す個性になる」と喜多川さんは主張しています。
事例として、マッチ棒で作った家を挙げてみましょう。
マッチ棒で作った家が隙間だらけで全然美しくなかった場合。
中に明かりを入れてみましょう。
そうなった途端、その隙間は作品の欠点ではなく個性へと変化するのです。
失敗によってできた隙間や傷があっても、そこから漏れる明かりのすべてが、その作品を美しく引き立たせる個性へと変化するのです。内側に明かりを灯すことにより。
「自分の中に明かりを灯す」この方法として、喜多川さんはイメージすることの大切さを述べています。
自分の中に、小さな炎の塊のようなものがある。小さな太陽みたいなものがあるとイメージしてみるのです。そして、それがどれだけ大きくて明るいかを考えてみます。
「もっと明るく!もっと強く!私のすべての毛穴から外に光が漏れるくらいに!」
このようなイメージをすることで、今までの自分とは違う自分となり、溌剌とした明るさと他人に対する優しさのようなものが沸々と湧いてくるようになるのです。
あなたの中には、外に漏れるくらい明るい光が煌々と燃えていますでしょうか?
あなたの魅力を存分に引き出すこのワーク。
是非、活用してみてくださいね。
それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!
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