「与える」ことの偉大さ【2014年3月23日】

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以前このメルマガで私が「テレビ東京ビジネスオンデマンド」を視聴していることをお伝えしました。テレビ東京が制作した様々なビジネス番組をスマホの端末で観られるのですが、その中に作家の村上龍とタレントの小池栄子が司会で毎回好調な企業を取り上げる「カンブリア宮殿」という番組があります。

 

先日、この番組を見ていたら村上龍さんがことのほか感動していた企業がありました。それは長野でタクシー業をしている「中央タクシー」という会社です。
低迷するタクシー業界の中で最高益を更新し、長野ではトップに君臨しています。

 

なぜこのタクシー会社は好調なのか?それは「お客様に与え尽くし、地元の人々から圧倒的に支持されている」からで、会社宛にお客様から感謝の手紙が山ほど
来るとか。

 

徹底した顧客志向でそのやり方も各運転手の自主性に任せており、例えば親子で乗車した際、寒そうにしている子供のために厚手の靴下を買って届けてあげ
たりと、それこそ利益を考えずに行動した事案も多く存在するそうです。

 

他にも、

 

・大きな需要が見込まれた長野オリンピックの時でも地元の既存客の利用を最優先し、その時は長野県内の業界売上が6位に下がったが気にしなかった。

 

・利益度外視で長野から成田空港までの直行便サービスを開始し、しばらく赤字続きだった。

 

というような大胆な決断も。そして、このような判断をしてくれたことを地元の人々はいつまでも覚え、感謝し、「中央タクシーしか使わない」というような熱烈な支持者を多く生み出しているのです。

 

この番組を見て、まさに「与え尽くす」ことで運を掴んできた良い事例だと感じました。(ちなみに本社はプレハブで作られ、土地代もわずか180万円と「お客様の満足」に関係ないところのコスト意識も徹底されています)

 

「タクシー業界」という一見するとなかなか差別化出来ない中でも、群を抜いてお客様に支持されているこの会社の姿は深い示唆を与えてくれます。

 

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「与えることで幸せは自分にやってくる」ということは多くの強運者が伝えている法則です。そして、私たちが普段生活している範囲での行動を見直すだけでも、もっと「与える」ことが出来るのではないかと思うのです。

 

本当に相手のための行動をしているか?それこそ、笑顔で対応するだけでも「与える」ことになると述べた強運者が過去にいました。

 

私の場合は毎週のボランティア活動などが思い浮かびましたが、もっと日本語を教えている外国人の生徒さんのためにやれることがあるのではないかと考えています。

 

「与える」と聞くと一見少し難しそうですが、日常の行動を振り返ってみるだけでも大きな差が生まれてくるのではないか。「人のため」を優先して動くことで、それが大きな感動を呼び、さらに大きな恩返しとなって戻ってくる。

 

この法則をいつまでも頭の中に入れておきたいものです。

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