植西聰さん（心理カウンセラー）「幹事になる習慣」【2009/01/12　661号】

植西聰さんは、作家・心理カウンセラーとしてご活躍。

大学卒業後、資生堂に勤務した後、1982年にウィーグル研究所を設立。
「心理学」「成功哲学」などの研究に従事します。

86年より、長年の研究を体系化した「成心学」理論を確立し、著述活動を開始。
『好きな人に愛されるノート』、『純愛レッスン』等現在までに何と110冊以上著書を出されています。01年には「心理学博士」の名誉称号も授受されました。

さて、たくさんの開運本を出されている植西さん。
このたび新刊『あなたを変える月曜日の習慣』を出されました。

この本のテーマは「月曜日」。
週のはじまりである「月曜日」を大事に過ごせばあなたは変わる。
そんな月曜日の行動習慣を31ほど記載しています。

今回お伝えしたい教え。それは、「幹事になってみる」ということです。

これは、植西さんご自身の経験から導かれています。

どちらかというと非社交的な部類に入ると語る植西さん。
しかしながら、周囲の人からは「なんでこんなに人脈が広いの？」と不思議がられるのだそうです。

実際、私も植西さんとは面識があるのですが、その幅広い交流関係に驚いたものです。

そんな植西さんの秘訣は、「何か趣味を持つとすぐ研究会を作ったり、交流会をもったりして、責任を持つ立場に立つ」というもの。

実際、「経営学研究会」「実用心理学研究会」「出版研究会」「ホロスコープ研究会」など様々な研究会を設立した経験があるそうです。

このように会を主宰すれば、責任者となり、たとえ内向的であっても、人に話しかけたり名刺交換する必要が出てきます。さらには、講師を依頼するなど様々な作業が発生するのです。

もちろん苦労はありますが、このような行動を続けていくとチャンスが巡ってきます。人と人との交流が思わぬ幸運を呼ぶこともあるのです。

植西さんは、このことは何も研究会や交流会に限ったことではなく、自分が今行っている仕事に対し、できるだけ多くの責任を持てば、多くの人と出会うことが出来ると述べています。

多くの人から援助を受けることが可能になり、その結果、いろいろなことを学べるようになるのです。

もちろん、個々の時間の都合もあると思うので、いきなり会を立ち上げるこは難しいかもしれません。

しかし、その行動に対し、必ずや新しい幸運が巡ってくることでしょう。
私もこのメルマガを立ち上げてつかんだ幸せはたくさんあります。

自分の趣味を活かして、会を立ち上げる。
あなたの人生に新しい風を起こしてくれることでしょうね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！