浜口隆則さん（起業の専門家）「幸せの達人」【2009/07/12　687号】

浜口隆則さんは数千社という起業の現実を見てきた「起業の専門家」としてご活躍されています。

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、大好きな起業家を支援する仕事をするために20代で起業。「幸福追求型の経営」「戦わない経営」「小さな会社のブランド戦略」など独自の経営論には多くのファンが存在します。

数千人のいう起業家の趨勢を見てきた浜口さん。
彼が実体験からつかんだ「幸せの法則」は非常に参考になります。

さて、皆さんはメーテルリンクの童話『青い鳥』をご存じのことと思います。
主人公が幸せの象徴である「青い鳥」を探して、いろいろな国に行くのですが、結局、青い鳥は自分たちの最も身近な家の鳥かごの中にいたというお話です。

そして、私たちはこの話を知っているにも関わらず、幸せになるための簡単な方法を実践していないと浜口さんは伝えています。

その理由として、ある思い込みが私たちを遠回りさせているとのこと。
それは、「幸せは何かの結果だ」という思い込みです。

このような思い込みにより、がんばればがんばるほど幸せが遠ざかるという現象に直面するのです。

ビジネスの成功は手段でしかない。それなのに手段だったものが目的に変わり、その目的だけしか見えなくなってしまいます。

では、本当に幸せな人はどのような状況なのでしょう？

実は、幸せな人は、そんな思い込みを捨てています。

家族の小さな微笑みや庭に咲いた小さな花。
ちょっとしたことでも幸せになることができるのです。

私たちの幸せは身近にあり、それを感じることで、どんどんと膨らませることが可能です。

是非、今の幸せを感じ、「幸せの達人」になってくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！