イハレアカラ・ヒューレン博士「オ・オポノポノ」【2009/11/01　690号】

イハレアカラ・ヒューレン博士は現代におけるホ・オポノポノの第一人者。

ハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポン」に、故モナ・ハラマク・シメオナ女史がインスピレーションに基づいて発展を加えた「セルフ・アイディンティティ・ホ・オポノポノ」（SITH）を継承しています。

さて、度々出ている「ホ・オポノポノ」という言葉。
実は今この技法に熱い注目が集まっているのです。もしかしたら、すでに耳にされている方もいるかもしれませんね。

「ホ・オポノポノ」は、もともとネイティブ・ハワイアンに伝わる問題解決技法のこと。
その考え方は非常にシンプル。それは、「世の中に起こる問題は、『潜在意識の中の情報（過去の記憶）の再生』と考える」というものです。

例えば、皆さんが悩みや病気を抱かえていたり、借金などで苦しんでいたりするのならば、それは宇宙誕生から今日までのすべての生命の記憶が含まれた「過去の記憶」のせいであると伝えています。

そこで登場するのが「ホ・オポノポノ」の技法です。
自分の潜在意識にある情報を修正することで、問題を解決することが可能になるのです。

そして、その問題を解決する方法もとててシンプル。

「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」の四つの言葉をただ繰り返して言うだけで、すべての問題を解決することが可能になるのです。
さらに、この四つの中のいづれかのフレーズに集約してもよいそうです。

ここで特徴的なのが、「成功しようと期待しない」というもの。

オ・オポノポノのプロセスは私たちをゼロの状態（本来の自分）に戻してくれるプロセス。
億万長者になることが本来の自分である人は億万長者になり、ピアノの調律をして満足するのが本来の自分なら、ピアノの調教師になるのです。

オ・オポノポノが成功を求めないのは、もともと人はみな成功している（＝完璧な状態）と考えており、オ・オポノポノは、成功していて完璧な「本来の自分」に戻るための方法であるというわけです。

このようにとてもシンプルな手法ではありますが、本書を読み込んでいくとその奥深さに驚かされます。「言霊」による開運法は過去何度かご紹介させていただきましたが、これはその真骨頂であると言えるでしょう。

一見単純だけれどもだからこそ真実が含まれているのかもしれません。
四つの言葉を是非、ご活用してみてくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！