植西聰さん（作家）「瞬間表情」【2010/09/12　712号】

植西聰さんは作家、心理カウンセラーとしてご活躍。
また、労働大臣認定の産業カウンセラーでもあります。

1982年、ウィーグル研究所を設立。
現在、「心理学」「成功哲学」などの研究に従事し、人々に喜びと元気を与えていらっしゃり、数多くのベストセラーを生み出されています。

今回ご紹介する新刊『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる！』では、言葉が持っているパワーを活用する方法をお伝えしております。

さて、ここでは“瞬間表情”をテーマにいたします。

植西さんは、愛される人になるための方法の一つとして、“瞬間表情”の時間を増やすことが大切であると伝えています。
では、この“瞬間表情”とはどのようなものでしょうか？

普段皆さんが仕事中パソコンに向かっている時やぼんやりと家への帰り道を歩いているような時、そんな時には、他人の視線を意識していない固定表情（無意識の状態の表情）をしていると植西さんは伝えています。

逆に、鏡を見るときや写真を撮られるときなど、誰かに見られていることを意識しているときの表情を“瞬間表情”と呼びます。

瞬間表情のときは、心の状態を表していることが出来、心が悲しいときは悲しい表情になり、楽しいときは楽しい表情になります。

そして、この表情は周囲に、「楽しそう、熱心、元気、親しみやすい」という印象を与えることが出来、よって人に愛される要素となっていくのです。

表情という一見小さな部分ですが、その印象は大きく変わってくるものです。

是非皆さんも“瞬間表情”を増やしてみてくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！