ブライアン・Ｌ・ワイスさん（精神科医）「マスターの教え」【2010/10/03　713号】

ブライアン・Ｌ・ワイスさんは精神科医としてご活躍。
前世療法を世に発表した人物として知られています。

催眠療法中に偶然発見されたのが前世療法。
退行催眠療法中に出産以前まで遡った記憶を持つクライアントが出で、過去世を思い出すことで、現在抱えている病気が治ったりと治療にも役立つケースが出ました。

今回ご紹介する『前世療法』はその時の治療の体験を驚きと共にまとめたもので1986年に出版され大いに話題になったものです。

さて、この本の中では患者であるキャサリンが偶然にも様々な前世を語り出す内容なのですが、その中で「マスター」という生まれ変わりの間にキャサリンの口を借りて語りです人物（神？）が出てきます。

マスターはこの仕組みを語り、キャサリンとは全く異なる口調で話をすることから、ブライアンはこの人物との会話を積極的に行おうと試みるのです。

ここでは、そのマスターのセリフを一部紹介いたしましょう。
われわれが生きるうえでのヒントになるかもしれません。

「忍耐と待つということの大切さ、自然のバランスの中にひそむ英知、恐怖、特に死の恐怖を取り去ることの大切さ、信頼することと許すことを学ぶ必要性、他人を批判しないことを学ぶ大切さ、他人の生命を奪わないこと、直観力の訓練とその使い方等等、そして最も重要なことは、我々が永遠の命をもっていることをしっかりと知ることだった」

日々生活していると上記のような要素が必要な事態に直面しますね。
これらの事態は私たちが成長するにあたって、仕掛けられたことなのだと思います。
我々はこれらを学ぶことで成長し、より幸せへと近づくことになるのでしょう。

是非、前向きに取り組みたいものです。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！