飯田史彦さん（作家）「問題集」【2011/01/09　719号】

飯田史彦さんは医師として活動する中で「前世の記憶」を持つ患者と遭遇し、以来様々な角度から前世療法やカウンセリングを行っていらっしゃいます。
170万部のベストセラーとなった「生きがい論」シリーズの著者でもあります。

長年にわたり、各地の医療・福祉・教育機関などからの依頼に応じ、「人生の意味や価値」に関する600回以上の講演を行っていらっしゃいます。

医師の学会・研究会や看護協会での講演も多数にのぼり、その講演会は、医師会の正式な単位認定口座にも指定されています。

さて、飯田さんは数多くの患者の「前世療法」を通して、「なぜ生きるか」という命題についての結論にたどり着きました。

それは、

自分の「人生」とは、人間として修行をすることを選んだ「自分という意識」が、効率よく学びを積むために計画した、試練の組み合わせ、つまり「問題集」であるということです。

この「問題集」というのは生きる過程で起こる様々な問題。人間関係や試練を通し、人間として学び、成長していくためのものです。
そして、この「問題集」は、すべて、自分で自分に与えた試練のようなのです。

この真実は、私たちが、「もう誰も恨まなくてすむようになる」ということであり、「誰かを恨む」という、人間の宿業から、完全に解放されることを意味するのです。

私たちは、「成長を志向する無境界かつ無限界の普遍意識」である精神宇宙の、構成要素であり、さまざまな学びを積んで成長するために、存在しているようです。

ちなみにソウルメイトは生まれ変わりを繰り返す過程において、共に学ぶパートナーとして存在しているそうですよ。

数々の出来事は、予め自分で自分の成長のために仕組んだこと。

これがわかっていれば前向きになれますね。
何があっても自分の成長と思い、取り組んでいきましょう。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！