レス・ギブリンさん（全米トップセールス）「人間の本性」【2011/05/08　732号】

レス・ギブリンさんは1965年に米国セールスマン・オブ・ジ・イヤーに輝いた人物。

今回ご紹介する著書『チャンスがやってくる15の習慣』は、コミュニケーションの教本として成功者たちに読み継がれ、累計500万部を記録しました。

レス・ギブリンさんのクライアントとしては、GE、メリルリンチ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど多数存在しています。

ここでは、人間関係を築くことでチャンスをつかみ取る方法をお伝えいたしましょう。

レス・ギブリンさんはよい人間関係を作るための第一歩として、人間とは何か、人間の本性とは何かをきちんと理解することであると述べています。

それでは、人間の本性とは何なのでしょうか？

それは、人間とはもともと自分のことしか考えない生き物であるということ。
関心があるのは自分自身であって、そもそも他人には興味がない。
これが人間の本性であると伝えています。

レス・ギブリンさんは寄付の行為を例にとっています。

人が寄付するときにいちばん考えているのは、その寄付がどれほど役に立つかではなく、ほとんどの人の頭にあるのは、寄付することによって自分が役に立てて嬉しいという満足感であるとのこと。

違うと思ってはいても心当たりのある人もいるのではないでしょうか。

そして、全てはこの「人間の本性」を理解した上で行動するのです。

・相手のことだけ話題にする
・認められていると相手に感じさせる
・聞き役に徹する
　　　　　　　　　　　　　　　などなど

トップセールスならではの人間関係構築の極意がそこにあります。

人間の本性はよくも悪くも「自分にしか興味がない」というポイントがあります。
それをうまく活用させることでチャンスを生み出すことが出来るのです。

是非意識してみたくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！