遠藤忠夫さん（実業家）「美化して見る」【2011/07/31　742号】

遠藤忠夫さんは実業家としてご活躍。
日本一の大金持ちとして知られている斎藤一人さんの10人弟子のうちのお一人です。

都内にある車の販売会社に勤めたあと、自動車教習所で教官をしていた遠藤さん。
喫茶店で斎藤一人さんと出会うことで成功法則を学び、実業家として大成功をおさめます。福井県内の長者番付の常連でいらっしゃいます。

今回ご紹介する本では、遠藤さんが斉藤一人さんから20年に渡って教えられた成功法則が綴られています。相変わらず一般常識と離れた教えではありますが、一方で妙に納得してしまうのが不思議です。

ここでお伝えする教え。それは、「世の中（人・物全て）を美化して見なさい」というもの。

例えばここに50点の人がいるとしましょう。

人が人を評価する時に、「この人のここは良いがこの部分はマイナスだな」と冷静に分析して点数をつけて50点と判断する人、「この人のここが良くない、あそこが良くない」と欠点だけを見て30点と判断する人。

そして最後に「この人は笑顔も良いし、素直だし、明るい性格の持ち主だね」と50点にプラス付加価値の30点を付けて80点にしてあげることのできる人。

ここで注意するのは、50点の人を80点として見なさいというのではなく、＋30点を自分で見つけ出してあげるということです。

古い電車を新幹線として見るのではなく、「こんなに古くなってもがんばって働いてくれてありがたい」「旅の美しい景色がゆっくり楽しめる」というように付加価値を付けてあげるというわけです。

このことが世の中で成功者になるかどうかのポイントになるというわけです。

一人さんはこのようにも伝えています。
人の人生は1回。あまり厳しい目で人や世間を見ていると、苦しい人生になる。
できるだけ、人も世間も美しく見るようにすると、この世は輝き出す。

「世の中そんな甘いものじゃないよ」なんて声が聞こえてきそうですが、その考えことがまだまだ悟っていない証拠なのかもしれません。

あなたの周囲の人々の素晴らしさを今一度確認してみてはいかがでしょうか？あなたの環境が輝き出すことでしょうね。

それでは今週も皆さまが幸せでありますように！