「井深梶之助伝」星亮一著【2014年4月13日】

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東京白金に明治学院大学というミッション系の大学があります。創立は1863年と歴史が古く、ヘボン式ローマ字の創始者ヘボンが創設。作家の島崎藤村や高橋是清元総理大臣、最近ではアルフィーなどが卒業生です。井深梶之助という人物は明治学院の創設の際にヘボンと共に尽力し、ヘボンに次いで第2代目総理となった人。ソニー創業者の井深大は同じ一族になります。

 

江戸末期に会津藩で生まれた井深。明治新政府との「会津戦争」にも参戦したのですが、その時はまだ若すぎて白虎隊に入れず。但し、そのおかげもあり明治維新後も生き延びることが出来ました。しかし、「逆賊」ということで辛い目にあったそうです。

 

そのような状況の中で、「会津人」として死んだ人々のためにも立身出世をめざし、勉学に励み孤軍奮闘する姿がこの本には描かれています。

 

今からわずか150年程前の出来事で、新しい時代を迎えるにあたり、幕府側についた人々の辛く苦しい想いがあり、その中でも努力して世の中に貢献していこうという姿に胸を打たれます。著名な人物の伝記は読んだ方も多いと思いますが、その時代に生きていた全ての人々は様々な境遇の中で必死に生きていたんだろうなあと心にしみてきます。とても面白いですよ!

 

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★今回ご紹介した本はこちらからご購入出来ます★

井深梶之助伝: 明治学院を興した会津の少年武士

2160円

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