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「今週の1冊」「日々雑感」のコンテンツを見ていただくとわかると思いますが、普段は読書や映画鑑賞、美術館巡り、美味しい飲食店探しに旅行といったことに多くの時間を割いています。この季節は特に読書が捗りますし、投資でトレードをする時も家で映画等を見ながらのんびり行っています。

このような生活スタイルになったのも、初期のメルマガで紹介した美輪明宏さんの下記の教えが強く影響しています。

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美に触れる生活を心がけること。それは、人糞製造機のようにただ漫然と生きるだけでなく、人生を100倍楽しくする方法なのです。
美輪明宏『愛の話幸福の話』より

参照
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美輪さんは映画や絵画、音楽、文学、演劇等に積極的に触れ、自らの感性を潤し、日々の生活に彩を与えることを意識的に行っているそうです。ここで培った感性は長きに渡り芸能界の一線で活躍されている養分になっているのでしょう。

また、本で読んだのですが、手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫といった日本の漫画文化に大きな影響を与えた「トキワ荘」に住んでいたメンバーは、映画や音楽、演劇というように漫画以外の分野から貪るように感性を吸収していったとのこと。漫画以外のところから学びを増やしたことで、時代を超えて幅広い層に支持される作品を産みだすことを可能にしました。

私も会社員時代に感じていたことですが、仕事一辺倒の生活になると毎日が味気なく、どこかで限界が生まれてしまうような気がします。心の中に毎日の雑事に侵されない聖域を持つことで、日々を豊かに楽しく生きるエネルギーを生み出すことが可能になるのではないでしょうか。

月1回でもよいので少し早めに会社を出て映画や演劇を見たり、僅かな空き時間を利用して美術館に行ってみたりといった生活を続けていると人生の豊かさはずいぶんと変ってくる気がします。

※ニューヨークが好きで10回以上行っているのですが、ミュージカルや映画、コンサートが夜9時以降に開始し、平日の会社帰りでもゆっくりと楽しめる環境が整っており、文化面でも懐の深さが伺えます。

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特に日々の潤いが欠けていると感じている方などは是非、積極的に感性を磨く習慣を持って頂くことをお勧めいたします。